「○○まで10km」ってどこまでが10kmなの?【案内標識の雑学】

車 交通ルール

車の運転をしていると青色の「○○市 10km」という標識を見たことありませんか?


あれは『案内標識』という標識で、目的までの目印や目安になったりするものです。


ですが「○○市 10km」という標識があったにもかかわらず、2~3km走ると「ようこそ○○市へ!」という看板と共に、その市に入ってしまうことってありませんか?


まだ10km走っていないのに、その市に到着してしまう。。。


標識を見間違えたのでしょうか?それとも、標識自体が間違っていたのでしょうか?

【案内標識】○○まで10kmの意味

「○○市 10km」という標識があった場合に、その標識の地点から10km先には何があるのでしょうか


多くの人が「10km走ると○○市に到着する」と思ってますが、実際には市境や県境があるわけではありません。
(もしかしたら、偶然に市境や県境になっているケースがあるかも知れませんが…汗)



10km先にあるものが何かというと・・・




『市役所』があります。



なので、10km走らなくても、その市に到着してしまうのです。



もちろん案内標識に表記されているのが市とは限りません!


「○○町 10km」なら町役場が

「○○県 10km」なら県庁が基準となっています。

【案内標識】○○まで10kmの例外!

10km先にあるのは市役所(または県庁等)が基本なのですが、例外もあります。




それは・・・



『東京』です。


「東京まで10km」という案内標識があった場合は、10km先にあるのは東京都庁ではありません。



では、案内標識における『東京』とは、どこを指しているのでしょうか?



それは『日本橋』です。


東海道の基準が日本橋であった名残から、今でも案内標識における東京の基準は「日本橋」となっているのです。



自動車学校では教えてくれない、免許を持っている人でも知らない雑学。

明日誰かに話してみてください♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました